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個人の方へ > ライフプランニング > 退職給付制度 > 確定給付企業年金のしくみ |
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確定給付企業年金のしくみは以下のようになっています。 |
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●加入者 |
厚生年金保険の被保険者です。規約によって加入者資格を定めることもできますが、特定の者について不当に差別的であってはなりません。 |
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●掛金 |
掛金は、原則として企業負担ですが、年金規約に定めることによって加入者の拠出も可能です。 |
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●給付 |
老齢給付金の給付開始年齢は、60歳から65歳の範囲で年金規約に定められています。給付は、年金給付に代えて一時金を選択することができます。また、老齢給付の他に、障害給付・遺族給付を行うことができます。 |
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●税制 |
企業が負担する掛金は、全額を損金に算入することが認められています。 また、積立金に対して特別法人税が課税されることになっていますが、現在その適用は凍結中です。 |
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既存の企業年金から確定給付企業年金に移行することが可能です。
厚生年金基金の代行部分の返上が認められたことにより、確定給付企業年金への移行が進んでいます。 |
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キャッシュバランスプランとは、確定給付年金と確定拠出年金の両制度の特徴を取り入れたもので、確定給付企業年金もしくは厚生年金基金で設計が可能になっています。
キャッシュバランスプランの特徴は次のとおりとなっています。 |
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個人毎に仮想勘定を設定し、決められた積立額と利息を加えていきます。 |
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積立額は、「給与×一定率」や「定額」によって決定されます。 |
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企業が約束する利率は国債利回りなどを使用し、毎年変動させることも可能です。 |
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年金資産は、確定拠出年金と異なり事業主が一括して運用します。 |
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保証利率を市場金利と連動させることができるので、低金利時代でも企業が大きな運用リスクを負わずに済みます。 |
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従業員にとっても自ら運用する必要はなく、一定の給付額が保証されます。金利が高い時には給付額も高くなります。 |
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